毎週土曜日は、最近読んだ本の感想を書きたいと思います。
今日はこの本です。「暗記しない数学: 30万人に読まれたブログがついに書籍化」
まずはあらすじ、
高校レベルの数学の復習を兼ねて、数学の面白さを伝える本になっています。
公式を覚えるのではなく、図式から公式、正しくは公式と思える式の予測を行うためのTips紹介内容になっていますね。実際、公式を覚えるのに苦戦している人・学生は多いと思うので、こういう考え方は面白いと思います。
そして感想、
私も大学受験の時、円周率πの近似値を求める問題が出た記憶があります。この時も図式から導き出すと比較的簡単に解ける内容でした。
(ご存知の方は多いと思いますが、円を六角形に近似したら３、それ以上の角数の図形に近似したらより近似的な値に近くというあれです。)
高校の時の教官に、数学が分からなくなかったら、とにかく正確な図を描きなさいと教えられたのを思い出します。数学がわからないと言っている人は、図を描かない人が多い気がします。もしくは、綺麗な図をかかないか。図を綺麗にかくと見えてくる世界が見えてきます。もちろん、どんな図を描くと公式に近づくかは、テクニックが必要なのですが。
もし、皆さんに子供や弟妹がいたり、中学・高校生の家庭教師をする機会がありましたら、公式の復習をしつつ、教え子に公式を教えるのに使えるかもしれませんね。
