FF14も新生祭
旧FF14から数えると9月30日で10周年を迎えます。
私が唱えていたエオルゼア文字を機械翻訳するアプリ「言語を超える力」プロジェクトも、開始してから3年以上経ちました。
ちょっと振り返りたいなとふと思い、この記事を書いています。
また、「言語を超える力」についてFF14内のどこかで思い出話を語りたいなと思い、その資料としても使いたいなと思います。
- v1.0の思い出(2017年頃)
- Neural Network Consoleを使ってディープラーニングの構造を考えていた(2017年頃)
- v1.5の思い出(2018年頃)
- とにかくエオルゼア文字を探していたころの思い出(2019年)
- v2.0の思い出(2020年初旬)
- ハッシュタグ「言語を超える力でこのSS読んで」を作った思い出
- 今後の予定
v1.0の思い出(2017年頃)
最初はAWS+TensorFlowの組み合わせで作っていた
ひとまずの完成、と銘を打ったのはこの記事でした。
blog.gelehrte.com
ブラウザアプリとして実行したいと思い、ドメインを取りました。
ただ、サーバーアクセスが安定せず、たまにチェックしていますがサーバーが落ちてる時があります。
色々無理をし過ぎているんですね。
languageecho.com
http://languageecho.com/
ただ、今思うと、
- このドメインを取ったこと
- 「言語を超える力」と名付けたこと
この2つはすごい成果だったと思っています。
ブラウザアプリとしての動作
この当時のアプリとしては、
これをjavascriptで実装していました。
今考えると、かなり無茶をしたプログラミングだったなぁと思います。
ただ、今後このプログラムは流用できると思っていて、今作っている「言語を超える力ver2」でも生かせるかもしれません。
Neural Network Consoleを使ってディープラーニングの構造を考えていた(2017年頃)
今でも公開されているNeural Network Consoleというシステム
Sony様から出されているので、見てみると楽しいかもしれません。
dl.sony.com
このNeural Network Consoleは、ディープラーニングの仕組みを考えるのに役立つシステムでした。
この当時、すでにある程度のエオルゼア文字のデータセットが出来上がっていたので、そのデータを使った考察などを行っていましたね。
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ただこの頃から、「自前でディープラーニングのシステムを考えるのは難しすぎないか?」とか考えていました。
v1.5の思い出(2018年頃)
iPhoneアプリ、Androidアプリ化した
スマホアプリ化させようとしたのは2018年頃の話
blog.gelehrte.com
アプリ化することで使いやすくなるかなと思っていたころの話です。
企画用の画像とかも作っていましたね。
この頃から、
- エオルゼア文字から英文字の候補を出す
- それをユーザーにチェックしてもらう
- チェックして、正しい英文字を選んでもらう
- その結果をサーバーに送る
ということを考えていたようです。
この考え方自体は今も続けていきたいと思います。
とにかくエオルゼア文字を探していたころの思い出(2019年)
学習データが足りないんだ!
と自分に言い聞かせてライフワークにしていたあの頃です。
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v2.0の思い出(2020年初旬)
IBMの力を借りようと思い立ったころ
2020年になって、いい加減なんか新しく技術を取り入れなきゃって思って、IBM のWatson。
Visual Recognition(画像認識)のシステムを利用しようとし始めたのがこの頃です。
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2020年現在もこの契約を続けていて、システム開発を続けています。
ハッシュタグ「言語を超える力でこのSS読んで」を作った思い出
これがこの記事執筆時の頃の思い出です。
固定ツイートもこのハッシュタグに関するものにしています。
「誰でもエオルゼア文字を読める世界を!」
— ゲレ@エオルゼアでもくもく会 (@gelehrte_crest) 2020年5月31日
「 #言語を超える力 」というアプリを制作しています#FF14 のSSからエオルゼア文字を英数字に変換します
現在アプリ開発のためにエオルゼア文字が入っているSSを募集中#言語を超える力でこのSS読んで
もしくは#languageecho_testSS
でレスお願いします pic.twitter.com/RPzWZ1yKX5
今後もハッシュタグ「#言語を超える力でこのSS読んで」をよろしくお願いします!