序論:この記事を書く理由と目的
この記事では、私が抱える精神病と身体の病気について、またその関連性についてお話しします。
特に、私の精神的な問題が身体的な病気に起因している可能性について考察し、同じような悩みを抱える方々や、その子どもたちの問題を考えるきっかけになればと思い、執筆しました。
記事は長文になるため、時間がない方は「伝えたいこと」の章だけでも読んでいただければ幸いです。
背景:私の現在の状態と経緯
精神的な障害
私は精神障害者保健福祉手帳2級を所持しています。これは、介助なしでは社会的活動が難しい状態を指します。主な診断は、うつ病、睡眠障害、対人恐怖症などです。
病気は遺伝的要因も考えられます。母、祖母、曾祖母も精神的な病を抱えており、母は私が中学生の頃にはすでに強い薬を服用していました。その影響を受けた私自身も、発達障害を持ち、幼少期には対人関係を築くことができませんでした。その結果、脳の言語野が発達せず、現在でも会話や文章作成に困難を抱えています。
大学では自然言語処理を研究し、この障害を補う方法を模索しました。今こうして文章を書けるのは、その経験のおかげだと感じています。
今こうやって文章を書き、これを一度ChatAIに通して校正してもらっています。ある程度読みやすい文章になっていれば、大学の頃に基礎研究として自然言語処理に携われたことを幸福だと思うことができます。
身体的な障害
心臓の話
今年、2024年の1月。私は心不全及び右心房の心房細動により緊急入院。
電気ショックによる心房細動の除去や利尿剤等による水分のむくみの除去などを行い、1ヶ月で退院。
その後リハビリを行い、執筆時2024/12/21、一応生きていられています。
入院中は家族に「一応覚悟はしておいてください」と言われた程度には症状は悪く、先日定期通院しているクリニックでは「よく今年を生き延びれましたね。これをまた1年1年と繰り返していきましょうね。」と言われる程度には症状が酷かったようです。
心不全は右心房肥大という生まれつきの心臓異常から発展したもの。
右心房肥大は大学時代の健康診断で判別していましたが、当時は不整脈として判断され、大学病院で再検査した後も「正常範囲」と判定された程度でした。
ただおそらくは、幼少期から酸素の取り込み自体が苦手で、体育の持久走やマラソンなどで極端に遅すぎたことを考えると、当時から心臓は弱かったのだと思います。
持久力が無いことやゼーゼー言いやすい事自体は親にも伝え、親も理解し、地元の病院に通院などはしました。
その時は小児喘息と診断され、後日、小児喘息は治ったと診断されました。
その後も中学・高校などで持久力が無く、持久走を走った時に周りから「すぐゼーゼー言うね」って笑われたことを覚えています。
糖尿病の話
父も母も糖尿病持ちです。
私の糖尿病は2型糖尿病に属します。遺伝的なこともあるのですが、生活習慣から発展したものも大きいでしょう。
思えば大学時代、ほぼ自炊せず、毎日学食の具なしカレーを食べていたと思います。
それなりに金銭面に苦労していたのもあり、奨学金やバイトだけで生活していたため、どうしても食生活が悪かったのでしょう。
また心臓が弱かったこともあるため、大学で無料で利用できる運動施設も活用できず、また友人関係も築けなかったためにサークルなどにも属せず、運動不足だったのも理由でしょう。
私が糖尿病だと判明したのは、その当時に付き合っていた彼女、現在の妻となる人に心療内科に連れて行かれ、色々検査した結果判明。
既にうつ病であることもあった上に、血液検査などをした結果、糖尿病にもかかっていることがわかりました。
話したいこと:精神的な問題の身体的要因
身体的要因から精神的な問題への影響
現状把握
まず、現在でも私は他の人と同じように仕事をすることができず、遊ぶこともできず、会話もできず、生活することもできません。
例えば、社会人として働くとして、週休二日制の八時間労働を考えてみます。
八時間労働するには、通勤もしくはリモートワークで仕事を開始し、ほぼ決まった時間連続して作業を行い、途中途中にトイレ休憩やタバコ休憩を挟み、お昼休みに食事をし、お昼休みが終わったら連続して終業時刻まで仕事をし、終業する。
これが一般的な流れだと思います。
私も会社勤めしてたことがあります。またうつ病や連続した仕事ができないことは伝えてありましたが、やはり周りの印象が悪くなり、うつ病が更に悪化し、会社勤めを辞めることになりました。
例えば、友人や家族と遊びに行くことを考えてみます。
私は食事を摂ると急激に眠気が襲い、もしくは吐き気や気持ち悪さなどをおこします。それは朝食・昼食・夕食全てに起こります。
食後30分後に体調不良が起こり、横になれる場所なら10分程度横になれば治ります。ただ外出中では横になれる場所があるとは限らず、1時間ほど座り込むことになります。
体調不良を起こさないためには、食事自体を抜く方法か、低血糖にならない程度にラムネなどの糖類を接種するだけに留めるしかありません。
要するに、遊びに行くと私は食事を一緒に摂ることができません。これは遊びに行くことを考えると大きな障害です。
もちろん、食事だけでなく心臓の負担も大きいです。これは歩くことだけではなく、例えばPCゲームですら同じことが起こります。
私はFF14というMMORPGゲームを遊んでいます。昔はFF11というゲームもしていました。
MMORPGなのでもちろん多くの人と一緒に強敵を倒す、もしくはPvPで対戦することが主目的になるのでしょうけど、私は10分以上の戦闘がかなりの身体的負担になるため、現在は高難易度の戦闘とかはできていません。
簡単に言うと、多くの人と遊ぶゲームの中で、一人で遊んでいることになります。
妻はFF11時代からの知り合いで、一緒に遊ぶためにFF14をプレイしています。しかし、妻と一緒のパーティを組んで遊ぶ事があまりできません。
理由はやはり妻と同じ時間や集中力でゲームを遊ぶことができないからです。
これは妻にとっては不満になるようですが、私の性格・身体的・精神的要因などからある程度理解しようとしてくれています。
周りの理解
今は、一緒にFF14を遊ぶ人も、妻を含めて家族も、私の症状のことをある程度理解している人が多いです。
理解できなかった人は、残念ながら去っていきました。もちろん、私がFF14で別の問題を起こして去っていった方もいますが、それはまた別の問題としてどこかで語ることになるかもしれません。
ただ、去っていった方を引き止められなかったのも事実です。
私が精神的におかしい行動をしているから去っていった人が多く、それを理解できなかったのかもしれません。
私が身体的に一緒に遊べないのがおかしいと思って去っていった人も多く、身体的理由について理解できなかったのかもしれません。
そして多くの要因が重なり、身体的にも精神的にも悪化し、周りの人が去っていき、そしてという感じで悪循環が続きました。
伝えたいこと
身体的な理由と精神的な理由とのどちらが先かはわからない
身体的な理由。私の場合は心臓病と糖尿病が原因で、対人関係が取れず、言語野の発達障害を患い、そこから精神が病んでいったという経緯がありえるという話をここまでしてきました。
これは、私が幼少期にはおそらく医学の発達的には止められなかったことでしょう。当時通院していた病院が私を小児喘息と診断したことも仕方ないことかもしれません。
でも現在は医学が発達しています。精神的な障害に悩んでいる人がいましたら、まず自分の、もしくはお子さんの精密検査をお勧めします。何かしら見つかるかもしれません。
心臓病・糖尿病から、直接精神的な障害には結びつけにくいという人もいるかと思います。その場合は、身体的な精密検査を心療内科の先生に相談すると、何かしらのアドバイスを頂けると思います。
ただ、逆に考えれば精神的な理由が原因で運動不足、生活習慣病にかかり、肥満を起こし、心臓病を起こしたのかもしれません。
どっちが先か。鶏が先か卵が先か。誰にもわからない話です。
大切なのは両方を同時に良いスパイラルの方向に動かすこと
私は今、かなり幸せな状態にあります。
身体的なことと精神的なこと。この両面を理解してくれる。理解しようとしてくれる妻に出会えました。
妻とは年齢差があるため、妻は最初私と結婚する気は無かったらしいですが、半ば強引に私が捕まえた形です。妻は今でもそれを不思議そうに言っています。
父は年齢を経て、徐々に私のことを理解しようとしてくれています。私が心臓病で入院したことも大きな衝撃だったのでしょう。
SNSもMMORPG内も、基本理解者だけを内側に引き込むようにしました。去っていった人のことは、もうあまり悩まないようにしました。
あとはペットのフクロモモンガも良い影響を与えていると思います。この子達が私にとっての生きる理由になっています。
記録として、Vlogとして、YouTubeなどの動画配信サイトで動画や生配信を投稿しているのも、一つの生きる理由になっています。
終わりに
語りたいことを大きく語りました。この内容は夢の中で整理できたことです。私が疲れてきって、倒れて、その中の夢で見た内容を書きまとめた内容です。
どうしてここまで整理できたのかはわかりません。私に休息が必要だったのか、何か強制的な力が働いたのかもしれません。
そしてまた読み返すために文章化しました。
この文章が後の私に良い影響を与えますように。
また、この文章をWeb上に流し、誰かの役に立ちますように。
ゲレの工房