先日、GoogleがAndroid WearをWear OS by Googleと名称を変えたというニュースが流れてきました。
Android Wearが『Wear OS by Google』に改名。新スマートウォッチはバーゼルワールドで登場 - Engadget 日本版
これからもしかするとウェアラブル端末スマートウォッチの値段が下がるかもしれません。が、それは当分先の話になるでしょう。ちょっと気軽に購入できるものではありません。
対して、スマートブレスレットという商品があります。安価なものが多く5000円以下のものがたくさんあります。ただし問題として、中身OSがどうやらAndroid Wearなどではなく、独自のOSを使っている様子です。そのため、スマホからの通知を全て受け付けることができるわけではなく、通話通知やSMS通知など基本的なものに限られています。詳しくはこちらのサイトなどが参考になるでしょう。
【2018年版】おすすめ10選!スマートブレスレットを徹底比較! | Free&Easy
さてここからが本題。
自作アプリを安価なスマートブレスレットに通知を飛ばせないか考えてみました。まず結論、ちょっと素早く通知してくれる訳じゃないし通信環境が必要だけど、できます。
その方法についてはすでにタイトルでネタバレしているのですが、
という方法です。
では、実際にどのように設定したのかご紹介します。また、それによって何を実現させたいかについて語らせてください。
試したスマートブレスレット
今回、スマートブレスレットとしてGanRiver SW329を購入しました。
Amazonのレビュー評価もよかったし、LINE通知も受信できるようだしこれでいいかなと。スマートブレスレットによってはLINE通知が受け取れないものもありますので、そこだけ注意してください。そこさえ注意すれば、大抵のスマートブレスレットで今回の方法が試せるはずです。とりあえず、私はGanRiverを購入して満足しています。
ここから先は、スマートブレスレットとスマホの連携が行えるようになり、LINE通知を受け取れる状態になっていることを前提で話を進めます。
試した方法
IFTTTに会員登録する。
IFTTTとは何か
すでに様々なサイトで説明されているので、それらのサイトをみていただいた方が詳しくはわかると思います。
さまざまなサービスが連携できる「IFTTT(イフト)」の使い方:IFTTT入門 - @IT
簡潔に言うと、何かのトリガーに対して別のアクションを起こしてくれるサービスです。今回は、
- トリガー
- 特定のアカウント(テストとして自分のアカウント @gelehrte_crest )がハッシュタグ #エオログ を含むツィートをした時、というのをトリガーとします
- アクション
- LINE Notifyを自分のアカウントに送るということをアクションとします
IFTTTでLINEアカウントを連携
筆者は長らくIFTTTを触っていなかったので、LINE対応していることを知りませんでした。なので連携を行いました。以下のサイトからLINEアカウントを connect するとよいようですね。
Do more with LINE - IFTTT
LINEのアカウント・パスワードでログインすると連携するか聞かれます。
連携が成功すると、LINE Notifyに連携したよ通知が飛びます。
これでこちらの準備はOK
IFTTTでTwitterアカウントを連携
筆者はなぜかTwitterアカウントは連携していたのですが、まだの方は以下のURLから連携できます。
Do more with Twitter - IFTTT
IFTTTでMy Appletを作る
要するに、TwitterとLINEを繋ぐところを書きます。
まず、My Appletのページにいきます。
https://ifttt.com/my_applets
このページでNew Appletボタンを押します。
次に If this then thatという文字列のうちthisを押します。これがトリガーになります。
トリガーとしていくつかのサービスが表示されますが、Twitterを探し出してクリック。するとさらにTwitterの挙動のうち、具体的に何をトリガーにするか選択できます。今回は特定のアカウントで特定のハッシュタグをツィートした時をトリガーとしたいので、New tweet by you with hashtag を選択します。
ハッシュタグはここでは例として #エオロゴ とします。このハッシュタグは先日の記事のために作ったハッシュタグです。ここのハッシュタグ名は自由に考えていいと思います。
これでTwitter側は完了です。
また If this then thatが出てくるので、今度はthatを押します。
アクション先となるサービスのなかからLINEを選択します。すると、動作できるアクションが表示されます。今回は send messageを選びます。
send messageの中にはどのようなメッセージを送るか詳細を設定できますが、テストとして今回はデフォルトのままcreate actionします。
すると、以下のようなAppletができたと思います。
作業は以上です!簡単でしたね!
私が何を実現させたいか
いろいろできることはあると思うのですが、私がやりたいことは以下のことです。
ゲームをサポートするツールを作りたい
現在、私はFinal Fantasy 14というゲームを遊んでいます。PCゲームでPS4などでも遊べます。しかし、ゲームからの出力がディスプレイとスピーカー(もしくはヘッドフォンなど)、あとはゲームパッドの振動ぐらいしかありません。なにか追加できるものはないかなと考えて、その一つとしてスマートブレスレットに目をつけました。目と耳は画面と音源に注意を集中しているので、あとは触感でなにかできないかなと。以前の記事で、ゲーム内時間をスマホで計測しアラームを鳴らすというアプリを作ろうという構想を考えました。触感でサポートできれば、ゲームのプレイによりサポートできるのではないかなと思います。
余談ですが、もし友人プレイヤーが全員スマートブレスレットをつけていて、IFTTTのトリガーが「特定の文字列がツィートされたら」としたら、寝落ちしている友人を起こしてくれることができるかもしれませんね。
終わりに
今回は、スマートブレスレットを使って何かできないかと思い、このような提案をしてみました。実際にアプリを作るところまでやってみたいと思います。アプリができたころ、またご報告できればいいなと思います。
今回はここまで
それではー