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これまでの流れ
- カルテノー平原での戦いを超える力で覗き見る
- きまり文句が英語と日本語で違うので、今後もチェックしてみたい
- やはり英語クライアントはイギリス英語じゃないのかな
という考察や進捗状況です。
今までの画像記録はこちらから見れます
気づいたこと
ウルダハにおけるイギリス英語的表現
ウルダハでもイギリス英語が使われているんだろう
エオルゼアの「pinchgil」と、英語の「pinchpenny」
「Load Lolorito is naught but a dirty old pinchigil!」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月15日
=「ロロリトはただの汚ない"pinchigil"だ!」
推測ですが、おそらく英語として読む場合「pinchigil」ではなく「pinchpenny」=「欲張り」かと
ペニーはイギリスの通貨。それをエオルゼア式のギルに置き換えているんですね#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/7eCebjB8qH
ちょっとツイートでは間違えていますね「pinch"i"gil」ではなく「pinchgil」です
このサイトをお借りしました。 "the free dictionary"
ここでは、前後に文字を付与して、省略している単語を補った検索を行うことが出来ます。おそらく「pinchgil」のうち「gil」が「ギル」だと推測した私は、「pinch」で検索を行いました。すると、「pinchpenny」という単語が見つかりました!
「penny」はイギリスの貨幣単位の一つの「ペニー」。まさにエオルゼアの「ギル」に該当する貨幣単位!文章の意味合いも
「Load Lolorito is naught but a dirty old pinchgil!」⇒「ロロリトはただの汚ない"pinchgil"だ!」⇒「ロロリトはただの汚ない"pinchpenny"だ!」⇒「ロロリトはただの汚ない『欲張り』だ!」となり意味が通じます!
イギリス英語の「bird」のスラング的な意味
この「Load Lolorito is naught but a dirty old pinchgil!」に対して、隣のNPCが話しているのが「Lower your voice! One of his birds might hear!」
これに対する相手の対応が「Lower your voice! One of his birds might hear!」=「声を小さくして!あいつの『bird』が聞いているかも知れないわ」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月15日
「bird」はイギリス英語のスラングで、「(少し軽蔑した意味の)女性」を表すそうです
「あいつの女が」って感じになるんでしょうね#英語で楽しむFF14 https://t.co/5FLLrte9j9 pic.twitter.com/pUieoRaGc8
「bird」もイギリス英語のスラングで、「取り巻きの女性」のような意味合いがあるようです。これも意味合いが通じ、ウルダハでもイギリス英語が使われている証拠となると思います。
固有名詞の扱い
実際にアイテム化されないものとかは、英語では表記をさらっと流している
#英語で楽しむFF14
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
大事なものとか所持品にでてこないアイテムや出来事に関しては、あまり固有名詞を出してこないね。英語では。 pic.twitter.com/Oe7sgWlqjK
「飛空艇搭乗許可書」なんて、どこに持っているんでしょうね?冒険者。プレイヤーが触れないバッグとかあるんでしょうか。
数字は、英語ではでてきたり出てこなかったり
あれから「5」年、とか第「七」霊災などの数字が、英語では省略されていることがたまにあります。
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
数字を強調する部分だけ、セリフに入れている感じ。#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/nJCVs4N9hl
上記では出てきた例。出てこないことが多かったりします。第七霊災を単に霊災と言ったり、カルテノーの戦いから5年が、カルテノーの戦いから随分経って、みたいな表現になったりね。
よくでてくる表現
realm = 世界
「世界」という意味で「realm」がよく単語がでてくる気がします。マイクラとかではおなじみの単語ですね。#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/njRJaIRqqo
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
これはここだけではないのですが、「世界」を「realm」と表現しています。この時点で行ける場所が「エオルゼア三国」という「領域」だから領域だと表現しやすいrealmなのかもですね。
archon = 賢者・賢人
「Archon」=「賢者・賢人」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
このあたりを覚えておくと、暁月あたりで面白くなるんだろうね。#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/NVPHmqc3lR
シャーレアンの賢人のことを指すことが多いですが、この例では賢者としての表現。ほぼ同じ意味で使われてそうですね。
クリスタルの導きがあらんことを
「クリスタルの導きがあらんことを」は英語ではいくつかの表現があるっぽい。
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
日本語でもいくつかの言い回しがあるし、そりゃまぁそうか。#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/9pcPxRyZB3
「クリスタルの導きが・・・」うんぬんは色々な場面ででてくるだろうし、どう表現するか楽しみですね。
「救わねばならぬ」おじさん
「救わねばならぬ」おじさんは、英語でも救わねばならぬおじさん#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/2IXjO6mBch
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
救わねばならぬ・・・・Yet it must be saved.
草 = スパイに対する表現
実はネロもスパイという表現も使わずに処してしまう
#英語で楽しむFF14
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
英語ではスパイ・草などの表現はでてこないんだね。 pic.twitter.com/PNDVSTeZz6
裏切り者っぽい表現とかは「合言葉は「ヘミングウェイ」」で匂わすようにしてはいますね。
英語版:草を刈られてしまったことに対する「よろしく」
「I should appreciate it if you would inform him that a pet of mine has been ill behaved of late─my wolf, to be precise.」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
「私のペットが最近、行儀の悪いことをしていることを将軍にお伝えいただければ幸いです。」
草に対する「よろしく」は、こういう言い回し #英語で楽しむFF14 https://t.co/OiwG3PhAiu pic.twitter.com/QEb0ZPDHTQ
ペットという表現。ある意味直接的というべきか。日本語のほうが遠回しな表現なのかな。
草が刈られたことの報告を受けたラウバーンの英日での違い
カヌエ様の「よろしく」とか、「草」が「刈られた」的な表現は抜いている感じですね。
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月15日
このあたりは日本語のほうが、短い単語で表現できるのと、こういう表現好きでしょ?感がでている気がします。
私は好きですノ`・ω・)ノ#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/tpYxCUFJch
好みが分かれるところだと思いますが、やっぱり日本語的な表現が好きですね。
興味を引く表現
日本語も英語もワクワクする表現
「'Tis the perfect time fer a 'venturer like yerself to get out there an' make a difference! ...Well, what are ye waitin' fer!?」=「冒険家が外に出て、変化を起こすのに最適な時期。 ...さて、あなたに何が待っているのでしょうか!?」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
日本語も英語も面白い表現#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/luo9tBGqAA
それぞれの文化で、違う方向でワクワクする表現を出してくるのは良いですね!
共通の表現
序盤で一番好きなセリフ
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月13日
ここは一緒だね。#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/3acHkmHlwD
日本語版が好きなセリフなので、英語でも同じように表現してくれることがとても嬉しかったシーンです。
ラウバーンの暴言
日本語でもラウバーンは初対面の相手に「貴様」って言ってしまうキャラですが、英語もなかなかです。
初対面の女性に「酒臭い」と言い放つラウバーン
おい、英語版のラウバーン
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月15日
初対面の女性への一言目が「I thought I smelled stale ale.」=「エールビールの匂いがした」ってどうよ。
まぁ冒険者への対応だからこんなモノといえばそうだけどさ。#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/Tqyf1PmyGP
こやつ・・・・
初対面の女性に「死んだサハギンの匂いがしないのが不思議」と言い放つラウバーン
「If you are half the warrior Merlwyb says, 'tis a wonder you don't reek of dead Sahagin.」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月15日
「おっと悪く思うなよ、メルウィブの言う通りなら、死んだサハギンの匂いがしないのが不思議なぐらいなんだから」
あー・・・そっか
ってなるかぁああああノ`・ω・)ノ#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/VsNcjXCAKP
ノ`・ω・)ノ
ゴールドソーサーの開放
成金の一言
大体日本語と英語に違いが無かったのですが、1点だけ
「(チケットはやるが)警告しておくが、トリプルトライアドテーブルで我々の道が交差しても、私からの慈悲はひとかけらも期待できないぞ! 」
— ゲレ☆FF14とフクロモモンガを愛するアカウント (@gelehrte_crest) 2021年12月15日
日本語だとこのNPCはただのチケットくれる人だったけど、英語だとちょっと調子にノッている感じだね
ちょっと星5カードでボコろうか#英語で楽しむFF14 pic.twitter.com/O9aglMDoUU
ちょっと調子にノッているので、ヒカセンの蛮神カードパワーでぼこりたいですねw