ゲレの工房

ゲーム好きの中の人が、自分が作りたいアプリを作る記録です

料金調査編 : IBMのWatson Visual Recognition(画像認識)でエオルゼア 文字を認識させようとしてみた(その3)

この記事の続きです。
blog.gelehrte.com

現在Watsonを使ってVisual Recognition作業を試しているのですが、現在のプランがLiteのせいか、とてもUIが重いです。
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これがLiteプランのせいなのか、それとも標準プランにしても作業が重くなるのかわからないので、少し調べてみたいと思い、備忘録としてブログ記事に残したいと思います。

Visual Recognitionプランの説明

標準プラン

サービスプラン変更ページには以下のように書いてあります。
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¥0.224 JPY/General Tagging Event
¥0.224 JPY/Custom Tagging Events
¥0.224 JPY/Food TaggingEvents
¥0.224 JPY/Explicit Tagging Events
¥0.224 JPY/Object Detection Events
¥5,600.00 JPY/Training Events

基本的に従量制課金になるようですね。
対してライトプランがどうだったかというと。

ライトプラン

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次の場合、1 カ月あたり 1,000 個のイベント:
事前トレーニング済みモデルの分類 (一般、食品、明示的) (イメージ)
カスタム・モデルの分類 (イメージ)
カスタム・モデル・トレーニング (イメージ)
2 つのカスタム・モデル
1 つの IBM Cloud 組織につき 1 つのライト・プラン・インスタンス
コア ML への無料エクスポート

となります。

ライトプランの気になる点

私が気にしているのは「1 つの IBM Cloud 組織につき 1 つのライト・プラン・インスタンス」の部分です。
ライトプランインスタンスが標準プランになるとどうなるのか。

気になりますね。

ということで、ライトプランに加入しました

実は上記までの記事を書いてから数か月経っています。
現在(2020/05/19)、新型コロナの自粛で家での作業が増えたので、重い腰をあげてライトプランに加入しました。

Watson Visual Recognition のLiteプラン加入

ライトプランにして感じたメリット

タグ付け制限の撤廃

Watsonの画像認識で多くの画像にタグ付け
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無料プランでは一つの画像で10個までのタグ付けしかできませんでしたが、ライトプランではその制約がとれました。
多くのタグ付けする画像では有用ですね。

処理の重さが解決

タグ付けや画像のロードで特に感じるのですが、UIが軽快になりました。体感できるほどに。
これが一番のメリットかと思います!

終わりに

まだ結論は出ていませんが、もしUIが重かったりタグ付けの数の制限でWatsonを使うのを躊躇っている人は、ライトプランを試した方がいいと思います。
実際にどれくらいの料金がかかるかは、1か月ほど様子を見て、また記事にしたいと思います。

今回はここまで。それでは


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